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The GOAL 菅野智之が求める究極の姿

菅野智之コラム「数字と戦うのはつらいですが、数字に支えられた1年。昨年の沢村賞は思っている以上に大きいものでした」

 

成績・記録は10月14日時点

ヤクルトとのCS1st第2戦[神宮]でノーヒットノーランを達成した菅野智之/写真=BBM


 CSファーストステージを2連勝で突破し、ファイナルステージへと進むことができました。その第2戦に先発のマウンドを任されたのですが、ノーヒットノーランは「まさか自分が」という感覚で、なかなか実感が湧きません。チームが前日の第1戦に勝って、良い流れでつないでくれていたので、波に乗って投げることができたと思います。ポストシーズンはまだまだ続きますので、この話題はここまでにしておきましょう。リーグ3位の僕たちは挑戦者ですから、今季限りで退任する高橋由伸監督と1日でも長く野球ができるように、最後までフル回転で頑張ります。

 さて、今回は10月9日に全日程を終了した、レギュラーシーズンについて振り返りたいと思います。正直に書きますが、今年はプロ入りして6年間で最も苦しいシーズンでした。チームとしては2年ぶりに3位(Aクラス)で終えたものの、4年連続で優勝を逃しました。個人的にも特に前半戦はなかなか思うように結果が残せず、日々葛藤しながら過ごしていました。

 問題は・・・

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