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データで解析 野球の謎!?

ガルシアは「おじぎするフォーシーム」を軸にしながら、変化量の近いほかの球種と巧みにピッチトンネルを構成している

 

野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第26回のテーマは「中日ガルシアのピッチング分析」だ。

「おじぎするフォーシーム」とピッチトンネルでゴロの山を築いている。ガルシアの「おじぎする」フォーシームは大きな武器となっている


ゴロを量産するガルシアの「おじぎする」フォーシーム


 今回も特徴的な投球内容で1年目から活躍を見せた新外国人投手を取り上げます。中日のエース格となったガルシア投手です。

 ガルシア投手は12球団屈指のゴロピッチャーです。その最大の理由が「おじぎするフォーシーム」です。2017年MLBでの変化量を見ると、平均よりもホップ方向の変化が約6センチ小さくなっています(図1)。打者にしてみればイメージよりもボールが1〜1個半ほど・・・

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