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ファームシーズン総括2018

広島・本来の一軍組は短期間で調整。育成局面の選手はじっくり育てる

 

ウエスタン・リーグでは4位に終わった広島だが、一軍は3連覇を達成。本来の一軍選手は短期間での復帰を目指し、育成局面の選手は逆にじっくりと力をつけさせる。その方針にブレはない。
写真=BBM

ウエスタン・リーグでは4位だったが、広島のファームはその役割をしっかり果たしていると言える


【育成方針】まず一軍への供給


 一軍の優勝のため、一人でも多くの選手を供給し、一日でも長くいいパフォーマンスをしてもらう。このファームの方針に揺らぎはなかった。昨シーズンはウエスタン・リーグで優勝を果たし、勝利の喜びは知ったものの、極端に勝利至上にベクトルが傾くことはなかった。

 実際、シーズン中盤には、一軍で状態の上がらなかった西川龍馬や故障のため二軍落ちとなった安部友裕らが、ことごとくファームで状態を上げて一軍への復帰を果たし、一軍のリーグ3連覇に大きく貢献した。

 試合後には時間を割いて追加練習も課し、絶妙のタイミングで・・・

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