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データで解析 野球の謎!?

大谷翔平はゾーンのボールをしっかりとらえながら外角に対し強さを発揮している

 

野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第31回のテーマは「エンゼルス・大谷翔平のコース別打球データ」だ。

外角球への強さと好球必打の姿勢。大谷は外角のボールを長打にすることができる/写真=Getty Images


外角のボールを長打にできる内角の対応にわずかな課題


 これまでア・リーグ新人王に輝いたエンゼルス・大谷翔平選手の打撃データをひも解きながら、そのバッティングを分析してきました。大谷選手は打球速度の平均がMLB全体で11位の時速149キロを記録していること(Vol.28)、ファストボールに対して強さを発揮していることを解説してきましたが(Vol.29)、最後にコース別の打球データも見ていきましょう。

 大谷選手はもともと打球速度が速いのですが、それは・・・

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