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12球団2018年シーズン回顧

DeNA・先発に誤算が続き打線も迷走。3年ぶりのBクラスに沈む/12球団2018年シーズン回顧

 

開幕前は優勝候補に名前を挙げられるも先発投手陣に誤算が続き、目論みは大きく崩れた“乗せたら怖い”攻撃陣も策を失い、打線が機能せず。シーズン終盤までCSを目指して戦ったが巨人に競り負け、ラミレス監督就任後、初めてCS出場を逃した。

シーズン終了後、ラミレス監督はコーチとのコミュニケーション不足を反省するなどベンチワークにも改善の余地があることを認めている


Vを狙える戦力


 就任1年目で球団史上初のCS進出を果たし、2年目の昨季は日本シリーズへとチームを導いた。投打ともに戦力がそろってきており、3年目のラミレス監督率いるDeNAにリーグVを期待するのは当然の流れだった。

 先発投手は今永昇太濱口遥大ウィーランドという昨季2ケタ勝利を挙げた3人に、石田健大を加えた4本柱が並び、飯塚悟史ら若手の突き上げもある。先発として実績のある井納翔一をリリーフに回し、万全を期した。攻撃陣はロペス、筒香嘉智宮崎敏郎の主軸を中心に、破壊力満点。小技&機動力を生かした「スモールベースボール」を融合させて、得点力アップを狙った。

 しかし、開幕前に歯車は狂い始める。2月の春季キャンプで・・・

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