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移籍最前線

西勇輝(オリックスFA→阪神) ファンを喜ばせる投球でチーム全体のレベルアップを

 

このオフ注目のFA選手だった西勇輝丸佳浩が、新天地で決意の入団会見を行った。巨人阪神という人気チームへの移籍でそれぞれに活躍を誓った。また、巨人を自由契約となっていた上原浩治が巨人と再契約を果たした。

背番号16の縦縞ユニフォームを着てやや緊張気味の西。甲子園を熱くする投球が楽しみだ/写真=早並章弘


 先発陣に大きな刺激を与える入団となった。今季阪神の最多勝利投手はメッセンジャーの11勝。中堅の秋山拓巳岩貞祐太の2人は5勝、7勝と伸び悩んだ。過去5度の2ケタ勝利を記録している1学年上の西勇輝の加入は、この世代にも相乗効果をもたらすはずだ。

「西らしくやってくれることが、中堅の中でリーダー的なものになっていくと思う」と大阪市内で行われた西の入団会見に出席した矢野燿大監督は期待をかける。

「イニングを重視して、中継ぎの負担を減らしていきたい。160から180回をコンスタントに投げられれば」と西自身も自分の役割を認識している。4年契約総額10億円(推定)で契約を交わしたが、「一番自分に合った球団」が阪神に決めた理由と語っている。そこには・・・

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