目指す野球は12球団それぞれだ。宮崎、沖縄、アリゾナで汗を流す春季キャンプも、練習メニューを見れば、チームそれぞれの色が表れる。攻守走の何を重視して強化を図るのか――。はたまた実戦重視でチーム力を上げていくのか。キャンプイン初日、2月1日のメニューの一部に焦点を当て、各球団のトレーニング事情を探ってみよう。 打撃練習の合間にロングティーを行う坂本。指揮官も“原タワー”から見守った/写真=桜井ひとし
4年連続のV逸となってしまった昨季は、貧打解消のために若手もベテランも関係なく、初日から「120分×2本」という“打ちっぱなし”メニューが課され、そこかしこで打球音が響いた。その甲斐あってか、伸び悩んでいた
岡本和真が四番に座り、史上最年少で3割、30本塁打、100打点をクリア。一定の効果を見せた。しかし、指揮官が変われば方針も変わる。
2月3日に球団史上最速で紅白戦(一軍若手対二軍)も行われたが、基本的なメニューはオーソドックス。ただし、驚かされたのが・・・
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