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PLAY BACK 1951-2019

オールスター想い出の名勝負 プライドを懸けたもう1つの「セ・パ頂上決戦」

 

1950年に誕生したセ・リーグ、パ・リーグ。両者の対立もあって開催できなかった50年に続き、2度目の、オールスターゲームの中止が決まった。51年からは69年間、一度も途切れることなく続いてきた。リーグの意地とともに選ばれた選手たちのプライドがぶつかり合い、日本シリーズとは違った意味の「セ・パ頂上決戦」と言える。今回は過去のオールスターの中から名勝負7つを選び、紹介するとともに過去69回分を1年1枚ずつ並べてみた。

江夏の9連続奪三振(1971年)



「まるで劇画のよう」。そう言ったのは、江夏豊(阪神)自身だった。この年、不振にもかかわらずファン投票1位での選出。顔見知りの記者に「何をしに来たんだ」と嫌味を言われ、「だったら誰もできないことをやってやる」と思った。第1戦(西宮)、先発投手の登板3イニングでの9つのアウトすべてを三振でという、とんでもない快挙。しかも、江夏はこれを9連続でやってのけた。実は前年も・・・

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