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MLB通信2020

MLBも約4カ月遅れでついに開幕!! 筒香がデビュー戦で豪快な一発

 

メジャー・リーグも現地時間7月23日に開幕。日本人メジャーも次々と開幕を迎えた。まず24日にレイズ・筒香嘉智とレッズ・秋山翔吾が出場し、鮮烈なメジャー・デビューを果たした。
写真=Getty Images

DeNA時代とそん色ない雰囲気を持った構えで、豪快な一発を放った筒香


秋山も初打席初安打


 打球は快音を残し、左中間スタンドへ飛び込んだ。夢にまで見たメジャーの舞台で、筒香嘉智がその打撃センスを見せつけた。約4カ月遅れのメジャー・デビュー戦。その第3打席での豪快な2ラン本塁打だった。

「この舞台で本塁打を打てたことはうれしいですけど、ファンの方がいない中、いつもと違うような初めて経験するような感覚でした」

 昨季ナ・リーグ最優秀防御率を獲得し、今季ブルージェイズに移籍してきた左腕・柳賢振の89マイル(約143キロ)の速球を完ぺきにとらえた。メジャー・デビュー戦を「三番・三塁」と主軸の一人として起用したケビン・キャッシュ監督は「打った瞬間、疑いようがなかった。彼はスペシャルな選手だ」と絶賛。日本人メジャーで開幕三番スタメンで出場した選手は筒香が初めて。その中でキッチリと結果を出した。「チームが負けたので(4対6)」と笑顔はなし。すでに夢の舞台に浮かれることなく、主軸の顔を見せていた。

 一方、もう一人、メジャー・デビューを果たした秋山翔吾も鮮やかなスタートとなった。相手先発が左腕だったこともありスタメンから外れたが、3点リードの6回二死一、二塁で代打で登場。2番手右腕ホセ・シスネロの96マイル(約155キロ)速球をきれいにセンター前へはじき返し、メジャー初打席初安打初打点を記録した。

まさかのスタメン落ちも、代打でしっかりと答えを出した秋山。地元メディアもベル監督の起用法に「?」を投げかけている

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