現地時間9月27日に、MLBのレギュラーシーズン全日程が終了。わずか60試合での戦いながら、日本人メジャー9人も奮闘した。その短いシーズンでの日本人選手たちの活躍を追っていく。 写真=Getty Images カブス・ダルビッシュ有 サイ・ヤング賞級の圧巻投球
圧倒的存在感を示した1年だった。好調時のマウンドでは、手が付けられないほどの投球を見せた。現地時間8月13日のブリュワーズ戦での投球はまさしく、今季のダルビッシュ有そのものだった。
7回1安打1失点11奪三振。最速98マイル(約158キロ)のフォーシームを軸に最遅の72マイル(約112キロ)のカーブなど多彩な変化球を織り交ぜながら7回一死まで無安打に抑えた。ダルビッシュ本人は「完投するわけがないので『別に関係なくね?』と(ノーヒッターについて)思ってました」。豪快な投球の裏でマウンドでは冷静に俯瞰(ふかん)している自分がいたのだ。
今季は開幕2試合目から7連勝を飾るなど、エースの投球を続けた。最終的には・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン