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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】巨人・松原聖弥「シンプルに浅めに足を上げてバットを出すだけでいい下半身の反動を大きく使うことで、さまざまな弊害が生まれる」

 

トップがしっかりと決まり(写真[9]、写真[10])、バットの出が良いこと(=肩越しから遠回りせずに出てくる)を前編では解説しました。ただし、下半身の反動を大きく使うことで、軸足外側重心になってしまわないか、また、体を大きくひねることが松原選手のような、まず出塁してかき回すことを期待されるタイプの選手にとって、果たして良いのか、というところから続けます。

【チェックポイント】[1]軸足内側重心を意識できるか(前編) [3]右足をクロスする▲ 外側に力が逃げていないか?(前編) [4]お尻を投手に向け、ひねり過ぎ×


【ポイント】もっとシンプルに


 下半身の反動を大きく使い、体をひねって打ちにいくのは、パワーを求めてのことです。私も現役時代はさんざんに頭を悩ませましたが、バッターは「力をどう伝えるか」を意識するものです。これはコーチによっても教え方、考え方はそれぞれで、ホークス時代のコーチだった新井宏昌さんには・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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