大経大から入団し、育成選手としては区切りの3年目は、ファームとはいえ二軍開幕から四番を任されるなど、首脳陣の高い期待がうかがえる。 昨季は外野手登録ながらショートを守るなど、バッテリー以外はどこでも守るユーティリティープレーヤーぶりを発揮し、視野を広げた。 今季は本職の外野に専念し、支配下昇格を目指している。 取材・構成=坂本匠
写真=中島菜津子
――プロ入り3年目の今季は春季教育リーグ、イースタン・リーグ公式戦(4月2日現在)で四番を任されていることをどのように受け止めていますか。
丸毛 期待して使ってもらえていると思うので、素直にありがたいですね。育成選手として
巨人に入って3年目。区切りというか、勝負の1年を迎えているので、悔いのないように、戦力として認めてもらえるようにしっかりやっていこうと考えています。教育リーグでは結果が出ていたのですが、シーズンに入ってからちょっと思うようにいっていないので、今が踏ん張りどきです。四番で使ってもらっている以上は、僕個人の成績がチームの勝敗にもかかわってくるので、しっかりと自分のやるべきことを果たしたいですね。
――1年目は二軍公式戦で11試合の出場のみ。2年目の昨季は87試合と大幅に出場数を増やした中で、60安打、5本塁打と結果を残し、手応えをつかんで迎えた3年目だったのでは。
丸毛 そうですね。ゲームに出ることで自分自身を再確認できたというか、どういったところを売りにしていくべきか、ハッキリしたように感じています。
――丸毛選手はご自身の特徴をどうとらえているのですか。
丸毛 打撃面で言えば・・・
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