週刊ベースボールONLINE

道具の流儀

広島・野村祐輔が使用する対照的な2つのグラブ

 

前田健太がドジャースへと移籍し、先発投手陣の柱となることが求められるプロ5年目右腕。飛躍の1年を手助けするラッキーカラーのアイテムを紹介する。
取材・文=吉見淳司、写真=佐藤真一


パフォーマンス&ユーモア。オンとオフの切り替えを助ける対照的な2つのグラブ


白と赤が基調となっている中、青色のグラブがよく映えている


 言わずもがな、カープは赤色がチームカラー。マツダ広島での主催試合ともなれば球場は真っ赤に染まるが、その中で入団から一貫して“青”にこだわっているのが野村祐輔。プロ入りしてからではなく、明大時代からグラブの色は青と決めている。

「最近、なぜか『何で青なの?』と聞かれることが増えましたね。たぶんチームカラーとは違うからでしょうけど(苦笑)。以前、人にラッキーカラーを見てもらい、青がいいと教えてもらったんです。高校野球では禁止されていたので、広陵高ではグラブは茶色やオレンジだったのですが、手首に青色のアクセサリーを着けていました」

 カラーグラブが許される大学デビューとともに、迷わず念願のブルーに。以来、野村を象徴する色となっている。

 もちろん色だけでなく、機能面も重視している・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

道具の流儀

道具の流儀

プロフェッショナルたち(選手、コーチ、スタッフ含む)のこだわりの道具、ギアをクローズアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング