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道具の流儀

ソフトバンク・福田秀平の相棒、アシックスのスパイク

 

3年連続日本一を目指すチームに走力で貢献するスピードスター・福田秀平。一瞬にすべてを懸けるための相棒へのこだわりを語る。
取材・文=菊池仁志、写真=湯浅芳昭


ケガをしないことを最重視、求めるのは安定感


安定感を重視しており、重量も他選手以上にあるスパイクを使用している


 塁間の距離にして90フィート、時間にして3秒1をめぐる攻防を制してきた。2011年から5年かけて32連続盗塁成功。1968年シーズンに広瀬叔功がマークした31連続成功の日本記録を上回った。

「僕が塁間を走るタイムは決まっていて、それが3秒1。リード幅が同じであれば、そこが短くなることはありません」

 プロの投手がクイックモーションで投じれば、捕手のミットに届くまでの時間は1秒2ほど。プロの捕手であればキャッチングから二塁到達までのスローイングは1秒8台が常識だ。

「単純に計算すれば3秒ジャスト。盗塁は相手にミスがなければセーフにならないものなんです」

 そこで重視するのが配球と試合状況。たとえば・・・

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