開幕こそケガで出遅れたが昇格後は先発の枠を奪わんばかりの好投を見せている。少ないチャンスで結果を残すため、ぬかりない準備を行う安樂智大のグラブには、忘れてはいけない大事な想いが刻まれている。 取材・文=阿部ちはる、写真=大賀章好、BBM 先発投手がマウンドに上がるのはほぼ週に一度だ。その限られた機会に、チームの勝利を背負い、自身の今後も左右される。だからこそ、その登板に懸ける想いは強い。
安樂智大は登板前日、必ず身の周りを掃除する。「全部きれいにしないと気持ち悪いので。自分のロッカーや寮の部屋、泊まっているホテルも、全部きれいにしてから試合に臨むようにしています。もちろんグラブやスパイクも」。きれい好きということもあるが、それ以上に・・・
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