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道具の流儀 2018

ロッテ・中村奨吾 SSKのバット 最初は偶然の出合い。今は自分のこだわりに

 

横にスパリと切り落としたような真っ平らなヘッドのバット。さぞこだわりが詰まっているのかと思いきや、中村奨吾がそのバットと出合ったのは偶然だった。今ではほかのバットには替えることができない自らのこだわりとなっている。
取材・文=杉浦多夢、写真=高塩隆


 新生・井口ロッテで三番を任される中村奨吾がそのバットと出合ったのは大学時代だった。中学生のころからSSKのバットを愛用していたが、メーカーの担当者から手渡されたヘッドが平らになったバットが自分の中でピタリとフィットした。

「とにかく振りやすかったんです。トップバランスでグリップが細くて、自分にとってはバランスが良かった」。長さは34.3、重さは890〜900グラム。重さを少し軽くしたくらいでプロに入ってからも形状に大きな変化は加えていない・・・

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