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道具の流儀 2018

ヤクルト・西浦直亨 久保田スラッガーのバット “2年目”の黒バットで打撃開花を目指す

 

久保田スラッガーの黒バットが、西浦直亨の打力アップを下支えしている。使用するようになって2年目。昨季は満足いく結果を残せなかっただけに、巻き返しへの思いは強い。今季、貴重なつなぎ役としてさまざまな役割を演じる右打者が、そのこだわりを語る。
取材・文=富田庸、写真=川口洋邦


 5月29日に交流戦がスタートすると、2試合連続本塁打、そして3試合連続打点。打撃での活躍が目立っているのがこの西浦直亨である。久保田スラッガーのバットを使用し始めたのが昨季だったが、打率.208と低迷。だからこそ、今季に懸ける思いは強い。

「最近では、打つポイントが変わってきました。以前はどうしても球を前でとらえてしまい、力が伝わっていなかった。今季は自分の(体の)近くで、しっかりと力が伝わるポイントでとらえることができるようになり、少し確実性が増したかと思います」

 それを実現している“黒バット”との出合いは・・・

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