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道具の流儀 2018

阪神・糸原健斗 ミズノの内野手用グラブ 手と同じ感覚を求め革質と大きさがマッチしたグラブ

 

命綱であるグラブに少しでも違和感があるとプレーに集中できない。昨季、プロ1年目で打球の違いなどをさまざまなことを感じた糸原健斗。プロ仕様のグラブを求め試行錯誤した結果、信頼のできるグラブが出来上がった。
取材・文=椎屋博幸、写真=石井愛子


 各球団にはそれぞれに守備の名手がいる。現役選手もしかり、守備コーチもそうだ。若手は彼らからさまざまなアドバイスを受けながら、名手となっていく。糸原健斗もまたそんな一人だ。

「昨年プロで1年間プレーをして、使っていたグラブが大きく扱いづらいな、と感じました。それで同じメーカーのグラブを使っている孝介(福留孝介)さんにいろいろとアドバイスをもらい、グラブを変更しようと思いました」

 ゴールデン・グラブ賞5度の名手・福留が使用するグラブの革は、手になじみやすいしっとりとしたタッチ感のプレキシーエリートレザーだ。糸原自身も「手と同じ感覚」を求め、この革を使用することを決めた。色も福留と同じ藍色のカラーになった。

「大学、社会人、そして昨年までずっと同じ大きさのグラブを使っていましたが・・・

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