キャプテン、そして正捕手として長年チームを支えている。ミズノ社製を使い始めてからは、形はほぼ変わっていない。すべては故障のリスクを軽減させるために存在している。 取材・文=阿部ちはる、写真=井沢雄一郎 プロ12年目を迎えた
嶋基宏は、キャプテンとして、正捕手としてチームになくてはならない存在となっている。捕手にとって出場数の多さは信頼度の高さとも言えるだろう。
100試合に到達しなかった年はわずか3度。ファウルチップが当たり肋骨骨折があった2015年でさえ、117試合に出場している。ケガと隣り合わせのポジション。だからこそ、嶋の体を守る防具の果たす役割は非常に大きい。「ワンバウンドやファウルチップが当たるので、頑丈で衝撃に強く、ケガをしないことが一番大事」。ファウルチップが当たるふくらはぎには鉄板が入っており、同様にボールが当たり骨折しやすいつま先部分はすべて隠れるような形になっている。プロのボールを体で止めるため常に痛みがつきまとうが・・・
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