10年ぶりの優勝へ突き進む西武。3人の捕手を併用しているが、そのうちの一人、岡田雅利も大きな戦力となっている。一時期はサインミスが頻出したが、あるアイテムでそれも解消。現在は自信満々でマスクをかぶっている。 取材・文=小林光男、写真=桜井ひとし 捕手にとって“指が短い”ことが大きなハンディとなる。公称身長173cmと、そう大柄ではない西武・岡田雅利。その分、手も小さいのだが、あるときサインミスが続いた。
「投手から『指が短過ぎて、何のサインを出しているか分からない』と言われたんですよね。特にナイターのとき。何とかしなければと思って……」
まず、試したのがマニキュア。奥さんが使用しているピンクのマニキュアを借り、それを爪に塗った。ただ、消すのが面倒臭い。そのままにしてプライベートでも行動していたが……。
「あるときサウナに行ったら、周囲からの・・・
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