開幕後は左股関節痛の平田や左ヒジ痛の大野など、相次いで主力が離脱していたが現状は復帰済み。現時点で故障からの復帰が待たれるのは野手では
高橋周平、投手では
ドリュー・ネイラーだ。三塁の定位置をつかみかけていた高橋は4月30日の
広島戦(マツダ広島)でファウルを打った際に右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折。開幕ローテの一員だったネイラーは5月7日の
巨人戦(東京ドーム)で打者1人に投げて降板。右肩の炎症で離脱していた。
骨折した直後に手術した高橋は、現状はスローイングや軽めの打撃練習を再開。今月中旬の実戦復帰を予定している。早ければリーグ戦が再開する今月末にも一軍復帰しそうだ。また、ネイラーも5日にブルペン投球を再開。こちらは今月末の実戦復帰を目指す。
高橋が抜けた三塁は依然として日替わりだ。当初はベテランの森野が期待されるも結果を残せず二軍落ち。次に託されたエルナンデスは好調だったが、外国人投手を2人にするというチームの方針によって二軍行きを命じられた。その後は亀澤らが守っているが、定位置獲得までには至っていない。
現時点での外国人枠は野手の
ビシエド、ナニータを含めて4つの枠をすべて使い切っている。ジョーダン、バルデスが好調だけにネイラーの入る余地はないように思われるが、首脳陣は外国人投手3人を一つの外国人枠で登録と抹消を繰り返すプランを計画中。ゆえに早期復帰が待たれている。