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DeNA 倉本寿彦内野手・守備率は遊撃手でリーグトップ

 



 守備範囲、グラブさばき、送球、すべての面で安定感が際立つ。倉本寿彦は6月29日までで72試合に出場し、守備機会276で失策はわずか1。守備率は遊撃手でリーグトップ。それでも「送球のカバーとか助けられる部分が多い。僕だけの力ではない」と謙そんした。

 ラミレス監督が「凡事徹底」のテーマを掲げる中、開幕から起用されている倉本は「当たり前のことを常に心がける。できないことをしようとしない」と信条を明かす。以前から守備力に定評があったが、今季は準備から変わった。「敵地でも早く環境に慣れるように意識する。打撃練習中のノックも、試合直前のノックも感覚を気にしながらやっている」と常に感覚を研ぎ澄ませている。

 万永内野守備走塁コーチは「丁寧にやりつつ、動きを速く。そうすれば去年は内野安打だったものがアウトになる」と繰り返し意識させてきた。「捕球のバランスがいいから送球も良くなる」と成長に目を細め「安心して見ていられる。監督も絶大な信頼を置いているよ」と笑顔で評価した。

 6月1日の西武戦(西武プリンス)では8回無死で炭谷の三遊間への深い当たりに追い付き、素早く、正確な送球でアウトに。6月18日の楽天戦(横浜)まで失策がなかった。初のゴールデン・グラブ賞も現実味を帯びてくるが、倉本は「(賞は)欲しいけど、今は考えるべきじゃない。チームの勝利にプラスになるようにプレーする」と抱負を口にした。

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