人生の大きな節目を迎えた。岡島豪郎は11月27日、福岡でタレント活動をしていた岡村真由さんと、仙台市内で婚姻届を提出した。約1年の遠距離恋愛を実らせ「笑いの絶えない、明るい家庭にしたい」。出会いは2014年夏。「いろいろ相談するうちに、何でも相談できる関係になった」と自然と関係を深め、結婚を決意した。

　プロポーズは15年の年末だった。77本のバラの花束と指輪を用意。事前にホテルのフロントに預け、食事の後、花束と指輪を持って再登場した。「僕と結婚してください」と直球で伝えたが、花束に驚いた真由夫人は「ビックリして聞いてなかった」。まさかのプロポーズやり直しも、今ではいい思い出になっている。

　2017年への思いは強い。背番号も「27」から「4」に変更。16年は5月まで3割3分を超える高打率をマークしながら、終わってみれば127試合で打率.252だったこともあり「年齢的にも17年が勝負の年。打率3割と出塁率4割」と高い目標を掲げた。

　真由夫人とは、今春から仙台で同居生活をスタート。ジュニア・アスリートフードマイスターの資格取得も目指すなど、得意の手料理で岡島を支えている。「好きなのはキノコが入ったハンバーグ。調子悪くなったら『ハンバーグ頼む』と言うこともある」と岡島。背番号も変えて臨むシーズンへ「家族もできたし、心機一転で頑張ります」。愛妻の支えも受け、キャリアハイを目指す。