1月18日。
ヤクルトのOB会総会と懇親会が明治記念館で開かれ、
真中満監督が
若松勉氏や
古田敦也氏ら約70人のOBの前で力強くスピーチした。
「例年のこの時期は緊張感やモヤモヤした気持ちがあるんですけど、今年はすっきり。楽しみな心境です。3年契約の集大成。昨年は悔しい思いをしたので、選手たちも何とかV奪回の思いで頑張っています。チーム一体となって戦っていきます」
就任1年目の2015年、14年ぶりのリーグ制覇を達成。しかし契約2年目の昨季は5位に沈んだ。チーム防御率4.73はリーグワーストで山田や川端、畠山ら野手陣にも故障者が続出した。
「先発が早い回に崩れた分、5、6月と中継ぎにしわ寄せが来て、登板過多になった。先発が6回、7回と投げられればよかったが、コントロール、スタミナ、その辺が足りなかった。今年は1人ひとりがレベルアップをしないと。個々の上積みは小さくても、束になれば大きくなる」
投手陣の強化へ、昨秋のドラフト会議で寺島や星ら5人の投手を指名。さらに外国人では先発候補に
オーレンドルフ(前レッズ)とD.ブキャナン(前フィリーズ傘下3A)、クローザー候補としてP.ギルメット(前タイガース傘下3A)を獲得した
「外国人と新人に期待できそうなメンバーがいる。今いる選手とうまくマッチすれば、戦える戦力になる」
さあ、集大成だ。