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オリックス ロメロ外野手・アーチ量産で打線の起爆剤に

2017年3月16日(木) 15:06 


 “本物”の雰囲気が漂う。コンパクトなスイングと打席で放つ独特のオーラ。昨季、3Aで打率.304、21本塁打を放った実力を、春季キャンプから見せつけた。2月21日の紅白戦(SOKKEN)で日本初アーチを“2打席連発” というド派手な形で飾った。変化球を器用にさばき「ボールをしっかり強くたたくことを考えて打席に入ったよ。それができたという意味ではホッとしているかな」と手応えを口にした。あいさつ代わりの2発には他球団のスコアラーも脱帽。「打つほうでは糸井の穴をカバーできるんじゃないか」と警戒モードを高めた。

 真面目な性格で、それが野球に対する姿勢にも表れている。日本での初キャンプでは、アメリカよりも早い調整に戸惑う外国人も多いが、ロメロは「アメリカよりも打撃の練習時間も多く取れて、良い状態できているよ」と環境の変化を苦にしていない様子。日本語を積極的に学ぼうとする姿からも、勤勉さがにじみ出ている。

 昨季はコーディエボグセビック、クラークらの助っ人が相次いで不発に終わり、チームは低迷の一途をたどった。そんな中、糸井も阪神に移籍。戦力ダウンも叫ばれたが、チームは若手の育成を優先し、最小限の補強でシーズンに臨むことになった。それだけに四番候補のロメロにかかる期待は大きく、その出来がチームの命運を握るといっても過言ではない。勝利につながるアーチを量産し、救世主になってみせる。

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