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阪神 秋山拓巳投手・今年こそはの気持ちで

 


 今年こそは……といって、すでに8年目を迎えた。今シーズンの秋山拓巳は先発ローテーション入りをモノにして力を発揮してくれそうだ。

「毎年大事なところで負けていたので、先発ローテーションの座を1年間守りたいと思っています」

 今季2試合目の登板になった4月12日DeNA戦[横浜]で7回途中10安打を浴びながら5失点の粘投で初勝利を挙げた。同5日ヤクルト戦[京セラドーム]も勝ちはつかなかったが安定した投球だった。

 プロ入りから大きな期待を受けながら、なかなかそれに応えることができなかった。高卒1年目で4勝を挙げたが、その後の6年間でわずか2勝にとどまっていた。

 だれもが潜在能力が高いことを評価しながらも芽が出ない。一、二軍を行ったり来たりの生活が続いたが、自分を信じてひたむきに野球と向き合ってきた。

 秋山にとって転換点になりそうな気配はあった。昨季の9月16日DeNA戦[横浜]で4年ぶりの白星を挙げ、ウエスタン・リーグでもリーグ最多9勝をマークした。

 今春キャンプでも実戦10イニングで無失点。オープン戦開幕のマウンドを任されるなど首脳陣からの期待が大きいのはこれまでと同じだが、あとは本人が結果を残すのみだった。

 秋山は「投球の入りをしっかりすること。腕を振って、強い球を投げる。多少甘くなっても強い球を投げれば抑えることができる」とひと味違うところを1年間見せるつもりだ。

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