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オリックス 近藤大亮・100%のストレートを目指して

 


 実力は本物だった。5月20日の日本ハム戦[札幌ドーム]から、一軍登録されると、強気な投球ですぐさま結果を残した。そして、勝利の方程式の「7回の男」に抜てき。6月8日時点で11試合に投げ、失点はわずか1と抜群の安定感を誇っている。昨季はケガで悔しい思いをした2年目右腕は「チームの勝ちに貢献できているのがうれしい」と、1年越しの一軍で輝きを放っている。

 2016年ドラフト2位でパナソニックから入団。期待も大きく、開幕2戦目の西武戦[西武プリンス]の先発に抜てきされた。しかし、このときは、すでに右肩は限界を迎えていた。「一軍に入りたくて、がむしゃらにやっていた」と右肩の痛みを我慢した状態で投げており、3回4安打1失点で降板。右肩の腱板炎と診断され、昨季のほとんどはリハビリに費やした。「去年を経験して調整法を学べた。無駄にしたくない」。苦しい経験が現在の糧になっている。

 先発調整をしていた今季も、3月に右肩の違和感で離脱。リハビリを経て中継ぎとして一軍に合流した。近藤の最速は151キロ。短いイニングを投げることで、その直球がさらに生きるようになった。だが、右腕いわく、まだベストには達していないという。

「キレが戻ってきたらいいんですが……。社会人のときの直球が理想。回転数が持ち味なので、それを駆使していきたい」

 背番号20が100%のストレートを取り戻せたとき、さらに圧巻の投球が見られるだろう。

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