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ヤクルト 星知弥・理想は火の玉ストレート

 


 ドラフト2位ルーキーの星知弥が奮闘している。中継ぎとして開幕一軍入りし、その後に先発へ転向。5月28日の中日戦[ナゴヤドーム]では自己最長の7回を投げ、6安打1失点で2勝目。チームの連敗を5で止めた。

「1回から最後まで気持ちは変わらずに投げられた。頭の中で、立ち上がりからゼロでいこうと思って投げた」

 課題だった立ち上がりを無失点でしのぎ、無四球の好投だった。5月7日のDeNA戦[横浜]ではチームの連敗を4で止めてプロ初勝利を挙げており、連敗ストッパーとしてチームを救った。

 明大時代に自己最速の156キロをマークした直球は、プロでも150キロ前後を計測する。星は「目指すのは(阪神の)藤川球児さんのようなホップする直球です」と、かつての虎の守護神が目標の存在。2月の沖縄・浦添キャンプ中には石井弘寿投手コーチから「ベース間際で、もう一段階ホップする直球はなかなかない。スピンがかかって、初速と終速が変わらない」と絶賛された。

 伊藤智仁投手コーチは「星は投手としての資質がある。負けず嫌いで打者に向かっていく姿勢がある。この姿勢がないと僕らも自信を持って送り出せない」と話す。ルーキーながら、直球の平均球速は燕の先発陣で一番速い。正捕手の中村悠平は「直球の威力はチームで1、2を争う」と高く評価している。将来はエースになれる逸材。自慢の直球を生かし、白星を積み重ねる。

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