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【ラストスパートに懸ける】ソフトバンク・サファテ 重みある言葉と言動でチームを鼓舞

 

史上2人目となる3年連続40セーブも達成したサファテ


 三つ巴の様相を呈してきた優勝争い。鉄壁のリリーフ陣に息つく暇はない。39セーブ目を挙げた8月15日の本拠地・ヤフオクドームのオリックス戦で、今季50登板。ソフトバンクで4シーズン目を過ごすリレーのアンカー・サファテは、4年連続の60試合登板が目前に迫る。「疲れているのは自分だけではない。自分の仕事をするだけだ」。守護神の言葉一つひとつが重い。

 その2週間前の8月1日、敵地・京セラドームでのオリックス戦。同点の延長12回にサヨナラ被弾し、今季2敗目を喫した。試合直後、興奮状態も手伝い、こう話した。

「先発投手がこれだけ続けて早いイニングでマウンドを降りていたら、そのツケは救援陣に回ってくる。先発投手はそれを感じ取ってほしい。首脳陣も、先発をもっと信じて投げさせるのも一つ」

 その試合は先発の石川が4回1/3で降板。4連勝中だったが、直近2試合は先発が6回途中、5回途中での降板だった。和田毅が長期離脱していた中、五十嵐亮太も左太もも肉離れで戦線を離れ、若い投手が増えた中で、こうしたメッセージを発することができる存在は限られている。

 もちろんチームによかれと思ってのことだ。その後も状況が劇的に改善したとは言い難く、救援陣の踏ん張りどころは続いているが、最終局面へ向かうチームが課題意識を共有するきっかけにはなった。サファテは再び黙し、投げ続けている。「抑えることだけ」しか考えていないと言う。

写真=湯浅芳昭

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