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【西武 この場所は譲れない】金子侑司、悔しさを力に変える

 

勝利に貢献するプレーで定位置をがっちりと確保したい


 盗塁王獲得、右翼の定位置を確保と昨年は充実のシーズンを送った金子侑司。だが今年は辻発彦新監督となり、再度アピールが必要だった中で、開幕前にチーム作りの段階からスネ痛で長期離脱。加えてその間、新人の源田壮亮が遊撃の定位置を獲得し、走塁でも才能を開花させた。さらに内野手登録の外崎修汰が外野を守り、先発出場を勝ち取るなど、自らの居場所を喪失する危機感は募る一方となった。

 だが、「結果を出すしかない」と決意を新たに5月30日、一軍復帰を果たすと、攻守走で躍動した。逆境を乗り越え、自らの手で取り戻しつつある定位置だ。二度と手放したくはない。その強い決意がはっきりと表れていたのが、8月25日のオリックス戦(大宮)だ。22、23日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で2試合連続無安打に終わると翌24日、先発メンバーから外れた。佐藤友亮外野守備・走塁コーチから「出られなかった、今日一日という日をムダにするな」と諭され、気持ちと頭を今一度リセットさせると、「次に試合に出たときにより一層結果を出す」ことだけに集中した。

 25日、再びスタメン復帰すると、1回表から好守を披露。1打席目で出塁すると、マークが厳しいディクソンから盗塁を奪い、2打席目では三塁への盗塁も決めた。さらに、3打席目には本塁打と見事に悔しさを力に変えてみせた。

 9月に入ると、ふたたびスタメンを外れる試合が多くなってきたが、それでも意欲だけは失わない。チームが頂点をつかみ取るために、最大限のパフォーマンスをグラウンドで見せるだけだ。

写真=BBM

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