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投げる喜びをかみしめるオリックス・近藤大亮/どうなる?契約更改

 

プロ2年目の今季、チーム2位タイの55試合に登板。故障に泣いた昨季の悔しさを晴らした


 連投が続き、疲労がいくらたまっていようとも、26歳の右腕は決まってこう答えた。

「投げさせてもらえることがありがたい。光栄です」

 2016年ドラフト2位でパナソニックから入団。即戦力として期待は大きく、開幕2戦目の先発に抜てきされたまでは良かったが、我慢していた右肩の痛みが悪化。残りのシーズンをリハビリに費やした。投げたくても投げられない辛さを知るからこそ、投げられる喜びが自然とこぼれる。

 結果を残すことで悔しさを晴らした。今季は開幕こそ出遅れたものの、5月に昇格するとたちまち勝ちパターンまで上り詰めた。

 そのままシーズンが終わるまで一軍に帯同し、チームでは平野佳寿に次ぐ2位タイの55試合に登板。8月10日の西武戦(京セラドーム)では、プロ初勝利も舞い込んだ。福良淳一監督も「今季は若い中継ぎが頑張ってくれた」と評するなど、まさにフル回転の1年。負けん気のあふれる投球で、あらためて素質の高さを見せつけた。

 結果を出せた要因の一つが短期目標の設定だ。近藤大亮は今季、常に身近な到達点を口にしていた。それを一つひとつ達成していくことでモチベーションを保ち、ほぼ初めてとなるシーズンを戦い抜いた。

 日本代表として11月16日から始まる『アジア プロ野球チャンピオンシップ2017』に出場することも決定。「期待に応えたい」と意気込んでいる。昨年の契約更改では大幅ダウンに涙したが、今年は増額間違いなしだろう。バラ色のオフへ向け、視界は良好だ。

写真=湯浅芳昭

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