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広島・坂倉将吾 前途有望な若き捕手/秋の収穫

 

強打の捕手として存在感を増している坂倉


 1年目のシーズンを終えた坂倉将吾が、初めての秋のキャンプでめきめきと頭角を現した。

 二軍で99試合に出場し、打率.298、1本塁打、34打点。優勝決定後には一軍の試合にも出場し、プロ初安打を放った。広島の高卒捕手で安打を放ったのは鉄人・衣笠祥雄氏以来の快挙だった。

 強烈なインパクトを残したのはファーム日本選手権(10月7日、サンマリン)。巨人の左腕・森福允彦から決勝の勝ち越し3ラン。初球を右翼スタンド上段まで運んだ。

 秋季キャンプにも抜てきされ、攻守のレベルアップに励んでいる。

 キャンプでは、盗塁練習で盗塁王の田中広輔を刺す場面もあった。安定感抜群の送球。仕掛けることが分かっているため「捕手有利なので……。何ごとも完璧を目指したいタイプ。まだまだバラつきもあるので、もっと安定感を出せるようにやっていきたい」とクールに振り返った。見守った植田幸弘バッテリーコーチも「フットワークもいいし、球の強さ、正確性もある。レベルは高い」と高評価を与えた。

一軍出場には高い壁がある。正捕手の會澤翼石原慶幸に加え、磯村嘉孝も控えている。
坂倉は「一軍を目指していやっている。絶対に食い込んでいかないといけないと思っています」と決意を明かした。

 植田コーチも「食い込んでもらわないと困る。それだけのものは持っている。あとは反応とかボールへの入り方」と期待する。

 何より高い打撃センスは大きな武器。坂倉は高みを目指していく。

写真=BBM

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