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オリックス・宗佑磨 外野へのコンバートで飛躍を期す/生き残りにかける

 

3月12日までにオープン戦で3本塁打。パンチ力と俊足を兼ねる一番打者として台頭しつつある


 不動の中堅手へ。新たなポジションで定位置を狙うのが宗佑磨だ。

 本職は遊撃も春季キャンプ途中から外野に本格転向。高い身体能力を持ち、リードオフマンとしても期待される21歳は「前向きにとらえている。(定位置を)獲りにいきます」と意気込む。外野技術を高めながら、開幕一軍入りへのアピールを続けている。

 チャンスと感じている。定位置だった遊撃は、安達了一福田周平らレギュラー候補が多数おり、ここまでプロ3年間で13試合出場の宗は「(一軍の)試合に出られるならどこでもと思っていた。やるからにはレギュラーを獲ります」。

 キャンプでは後藤駿太がインフルの影響で、T―岡田が右ワキ腹痛の影響で二軍降格。中堅に加え、上位打線のキーマンを求めるチームにとって、宗の外野転向が与える影響は大きい。福良淳一監督は「ほかの外野手にとっては刺激になる。(中堅・宗に)可能性も感じる」と期待する。

 横浜隼人高時代に外野も経験し、昨秋のみやざきフェニックス・リーグから外野での試合出場もした。それでも守備技術は課題の一つ。「(守る)範囲が広いので難しいです。距離があるので。課題は全部ですね」。俊足を生かした守備範囲を手にしようと必死だ。

 理想は、元マリナーズでメジャー通算2781安打、630本塁打を誇るケン・グリフィー・ジュニア。オフには下半身を強化し5、6キロを増量し「打球も飛ぶようになった」とうなずく。プロ4年目の飛躍へ向け「絶対にものにしたい」と新たなスタートを切っている。

写真=佐藤真一

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