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中日・三ツ間卓也 今季こそ一軍完走を/生き残りにかける

 

支配下2年目のシーズンに臨む三ツ間



「支配下元年」で積んだ経験を着実に生かしている。沖縄・北谷で行われた約1カ月間の春季キャンプ。猛アピールで首脳陣に成長を印象づけたのは三ツ間卓也だ。3度の実戦で計4イニングを投げて無失点。打者12人で被安打1、8つをゴロアウトで奪う内容には自身も「うまく低めに集めて、打者にバットを振らせるボールを投げることができるようになってきた」と納得の表情を浮かべた。

 昨年は開幕からブルペンの一角を担い、プロ初勝利を挙げるなど35試合に登板。11ホールドが示すとおり、同点やリードの展開でもマウンドを任された。ただ、疲労の色が濃くなった6月以降は二軍生活が続き、終わってみれば反省が残ったのも事実だ。

 1年間、一軍で責任を果たすには、サイド右腕の泣きどころでもある左打者対策が必要だった。今季は幅を広げるためにチェンジアップ、フォークのマスターに取り組んできた。その成果が、この春には着実に表れ、森繁和監督も「(左打者相手にも)ゴロを打たせてアウトを取る。リリーフ投手としての持ち味を出していた」と評価を上げた。

 自らが生き残る術でもある。力勝負で牛耳るほどの球威はない。ただ、攻め方次第では「変則」を最大限に生かすことができる。「ゴロでの安打は仕方ない。ツーシーム、フォーク、チェンジアップを有効に使って、ベース板の上で勝負することが大事」。己を知った支配下2年目は、一軍でのシーズン完走を目指している。

写真=BBM

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