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阪神・藤浪晋太郎 この男の復活なしに優勝は見えない/ここから巻き返す

 

二軍では好投を見せ徐々に復活モードになってきている藤浪


 どのタイミングで、どういう形で一軍に復帰してくるか注目されるのが藤浪晋太郎だ。

「チームが優勝するためのカギとなる男」。誰もがそう評したが、その開幕前の期待とは裏腹の内容だった。

香田投手コーチは、ファーム落ちした藤浪に「状態を上げて早く戻ってきてほしい」という。高卒1年目から10勝、11勝、14勝と順調だったが、その後は7勝、昨季は3勝(5敗)止まりだった。

 6年目の今シーズンも開幕から不安定なピッチングで、金本監督は4試合目の登板で断を下した。4月20日の巨人戦(東京ドーム)で5回9安打6失点、1暴投6四球の自滅だった。

 昨年5月4日のヤクルト戦(神宮)以来、白星に見放されて二軍行きを強いられた。

 藤浪は「後ろを向いても仕方がないので、前を向いていくしかない」と口は重かった。

 球速150キロ超と鋭いキレの変化球。これが決まれば、どのチームにとっても手ごわい相手だ。本人は「ストレートで押すには限界がある。いろんな球種でストライクを取れるように」と変化球を交えた投球を繰り返す。

 しかし、突然乱れるのは制球難と指摘されるが、その原因を突き止められていないのが現状だ。

 藤浪復活のカギは、「技術」なのか、「メンタル」なのか、経験深い指導法が伴う必要があるのだろう。これからチームが苦しくなる夏場に入っていくが、藤浪が生まれ変わった姿でカムバックすることをファンは信じて疑わない。

写真=BBM

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