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ヤクルト・大下佑馬 中継ぎでじわじわと存在感/即戦力と言われて

 

先発定着はならずも、一軍でしっかり働いている


 今は、与えられたポジションでチームを支えている。三菱重工広島からドラフト2位で入団した右腕・大下佑馬は現在、リリーフとして活躍中だ。右の本格派としてヤクルト入り。今春の沖縄キャンプでは、田畑投手コーチから「即戦力として入ってきているわけだし」と先発ローテーション入りを期待されていた。

 だが、開幕は二軍スタート。ファームでは先発は数試合のみで、主に中継ぎとして登板した。6月に一軍初昇格を果たすと、ロングリリーフも可能な中継ぎとしてブルペンで待機。そんな中、7月11日の巨人戦(神宮)でプロ初先発。三回途中5失点で降板するも、同20日の中日戦(同)では“本業”となったリリーフで6回から登板し、1回無失点でプロ初勝利を挙げている。

「ここまで上(一軍)で投げられるとは思っていなかった。キャンプのときの自分の力を見て、この時期に一軍でやれているとは考えもしていなかった。チャンスをもらったところで結果を残すしかないです」

 本来は、先発の「即戦力」として期待されていた大下。だが、今では主にリリーフとして25試合に登板し2勝1敗、防御率3.09(10月7日現在)と新しいポジションで結果を残している。「まだまだ実力が足りない。今のままではダメ。先発や、勝っている場面で投げられるようにしないといけない。常にどん欲に」と大下。26歳の“遅咲きルーキー”がさらなる高みを目指して、努力を続ける。

写真=BBM

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