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巨人・菅野智之投手 オフも快挙達成?/どうなる!? 契約更改

 

10月14日のヤクルト戦でCS史上初めてのノーヒットノーランを達成し、喜ぶ巨人菅野智之


 一体、どこまで上り詰めるのか。菅野智之はオフも“快挙”を達成するかもしれない。

 6年目の今季は、大きなケガなく先発ローテーションの大黒柱を務め上げ、15勝8敗、防御率2.14、200奪三振で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の三冠を獲得。今季最後の登板となった10月14日のヤクルトとのCSファーストステージ第2戦(神宮)では、ポストシーズン史上初となる無安打無得点試合を達成。もはや敵なしともいえる圧倒的な存在だ。

 沢村賞の全7項目をクリアし、1995、96年の斎藤雅樹(巨人)以来5人目となる2年連続の受賞を勝ち取った。「現状に満足することなく、もっともっと上を目指して頑張ります。来年も沢村賞を狙いにいきます。その中で一番こだわりたいのは勝ち星。来年は20勝」とさらなる高みを見据えている。

 チームがリーグ3位に終わったとはいえ、菅野の契約更改での大増額は間違いなさそうだ。今季の年俸は4億5000万円(推定)。前年から2億2000万円の大幅アップでプロ6年目では史上最高額だった。今季は選手会長に就任してグラウンド内外で大活躍を見せた最強エースには、さらに1.5〜2億円の増額が予想され、2002年の球団歴代最高額、松井秀喜の6億1000万円を超える可能性もある。名実ともに球史に名を刻み続ける菅野が、契約更改でも過去の数字を塗り替えることになるのか、注目が集まる。

写真=BBM
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