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DeNA・今永昇太 初の大役をつかみ取る/いざ、開幕投手へ!

 

キャンプでは初日からブルペンに入るなど順調に調整を続ける


 キャンプでの熾烈なアピール合戦が見込まれるDeNAの開幕投手は、4年目の今永昇太に注目が集まる。昨季は左肩痛による出遅れが響いて自身初のスランプに陥ったが、オフは「もう一度打者に向かっていく気持ちを思い出したい」と球団が提携するオーストラリアのキャンベラに加わり武者修行。

 リーグ戦6試合に先発して4勝0敗、防御率0.51と圧巻の成績を残した。自信と自慢の速球を取り戻し、雪辱のシーズンに懸ける思いは強い。

 DeNAの開幕投手をめぐっては筆頭候補と目された昨季チームトップの11勝を挙げた新人王・東克樹が左ヒジ痛を訴え、キャンプは二軍スタートに。出遅れは必至となった。それでも2年連続で大役を務めている石田健大や、3年目の濱口遥大もその座を狙うと公言しており、ライバルは多い。

 昨季は今永が開幕本命と見込まれながら、ラミレス監督は石田に一昨年のリベンジの場を与えた。今年の開幕投手について指揮官は「(新任の)三浦大輔投手コーチに決めてもらう」と姿勢を示しているが、1月21日に新潟で行われたトークショーでは投手のキーマンとして今永を指名。「彼の成績がチームの浮沈を左右する」と言い切った。

 今永は豪州リーグでの好成績について、バッターの技量に差があるとし「自信になったとは違う」と冷静に足元を見つめる。それでも1年間苦しんだ、肩痛の再発リスクと向き合ったフォームは「固まっている」。表情には手応えがにじむ。
写真=大賀章好

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