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広島・小園海斗内野手 キャンプ終盤、打撃に手応え/2年目の成長

 


 広島の「背番号51」の存在感が際立ってきた。田中広と遊撃スタメンの座を争う形で始まった春季キャンプ。守備で課題を残し、田中広にリードを許す形となったが、打撃では実力を存分に発揮している。キャンプ中の実戦では紅白戦、対外試合を含め9試合に出場し、打率.333と奮闘した。

 2月24日巨人とのオープン戦(沖縄セルラー那覇)で確かな力を示した。田中広に代わり3回の守備から遊撃で出場。3点リードの7回、先頭の打席で1ボールからの2球目、巨人・高田の143キロの直球を完ぺきに捉え、弾丸ライナーで右翼スタンドまでかっ飛ばした。「早いカウントで真っすぐを強くたたけたのはよかった」。この日は3安打2打点と猛アピールに成功した。

 1年目の昨季は58試合に出場し、打率.213、4本塁打、16打点。シーズン後半は遊撃のレギュラーとして試合に出続けた。今季はさらなるレベルアップを図るべく、打撃コーチの助言もあり、打席内での位置を最後方まで下げた。キャンプ序盤は見極めを意識するが故に「追い込まれてから受けてしまっていた」と苦戦したが、持ち味の積極性を取り戻し、終盤に手応えをつかんだ。

 現在は三塁の練習にも取り組む。打撃が好調なだけに、佐々岡監督も頭を悩ませる。起用法について「調子いいものを使っていきたいというのはある。いろんなことを準備してやっていきたい」と説明した。まだ19歳。どこまで成長を続けるのか。末恐ろしい……。

写真=BBM

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