ベテラン左腕、
川井貴志投手が先発ローテ入りする。昨年も離脱者が続出した際に昇格し2勝を挙げた川井。37歳となる今季もチームの苦しい状況を救えるか。6月20日現在、25日からの対
西武3連戦(西武ドーム)での先発が濃厚で、田中、則本、永井、戸村と、二軍から昇格する
ダックワースらとローテーションを担う見込みだ。
楽天は今季、交流戦終了までの59試合をすべて右投手が先発してきた。「記録じゃないか」と星野監督も嘆くほどの左腕不足。左肩痛の塩見、左ヒジ痛の辛島が開幕前に相次いで離脱したことが大きな要因だが、川井の合流で先発左腕不在の長いトンネルを抜け出すことになる。