若虎が芽を出してきた。
白仁田寛和投手がプロ6年目で一軍初先発し、初勝利を挙げた。9月3日の
DeNA戦(横浜)で6回1失点の投球を見せた。
バットの芯を食った当たりが野手の正面を突くシーンが目立ったところもあり「迷惑ばかりかけてきたし申し訳ないです。初勝利でもうれしさはありません」と試合後冷静に振り返った。
福岡糸島高から福岡大を経て、08年大学・社会人ドラフト1巡目で
阪神入り。右肩痛との苦闘もあって出遅れた右腕に「これでひと皮むけてほしい」と和田監督。チームにとっては藤浪、鶴、秋山らの若手台頭をモノにしたいところだ。