シーズン終了が近づき、さびしいニュースも入ってくるようになった。10月2日には攻守に渋い働きでチームを支えた
古城茂幸内野手が今季限りでの引退を表明した。肉体の衰えを理由に一線を退くことを決めたというベテランは「プロ野球生活、結構ついていたな、というのが今の印象」と時折笑顔を浮かべながら心境を語った。一番の思い出には11年8月に藤川(当時
阪神)から放ったサヨナラ本塁打を挙げ、プロ生活16年間を「いい人に巡り合えた」と感謝の面持ちで振り返った。
1日には、06年にドラフト1位で入団した
辻内崇伸投手や育成枠出身の
岸敬祐投手らと来季の契約を結ばないことが球団から発表された。