今季限りで引退する
小池正晃外野手が10月8日、今季最終戦の
阪神戦(横浜)で2本塁打を放ち自身の現役生活を派手に締めくくった。「七番・一塁」で先発出場し、まずは3回に今季1号2ランを左中間席へ。さらに感極まった表情で迎えた現役最終打席の8回には、涙で視界がにじむ中で直球をフルスイング。打球は左翼席に飛び込み、涙をぬぐいながらダイヤモンドを一周した。
引退セレモニーでは「一軍と二軍を行ったり来たり。最後の最後でかっこいいパパを見せられた」と家族の前で胸を張った。試合中には横浜高で同級生だった後藤が号泣するなど、惜しまれながらも静かにユニフォームを脱いだ。