今季は中継ぎで48試合に投げた
加賀繁投手が、秋季キャンプで先発に挑戦することが決まった。ここ数年課題として残るコマ不足解消へ向けて、変則右腕に白羽の矢が立った。
もともと入団1年目の2010年は先発としてローテーションを守り、シーズンを戦い抜いた。打線の援護が少なく3勝12敗と大きく負け越したが、防御率3.97の成績を残していた。中畑監督は「体力はあるし、あとは左打者のインコースを攻められるか。スライダーだけではなく落ちる球をうまく使えれば。2週間で判断できると思う」と説明した。先発としてすでに実績は残しており、持ち場を戻しての活躍が再び期待できそうだ。