12月2日、東出輝裕内野手がマツダスタジアム広島内の球団事務所で契約更改を行い、2000万円ダウンの推定年俸7000万円の単年契約でサインした。

　今季は春季キャンプでの紅白戦中に左ヒザを負傷。前十字じん帯断裂と診断され3月に手術を受け、プロ15年目で初めて一軍出場なしに終わった。「足と心がぷっつり切れた。これだけさぼったシーズンはない。危機感は毎年あります」(東出)。現在、打撃練習やノックも再開しており、鈴木清明球団本部長は「(来季へは)あいつが俺にとって大きな“補強”」と語るなど期待は大きい。来季の復帰を目指すが「まだ先が見えない」と慎重な姿勢を見せた。