ソフトバンクの正捕手争いが激化しそうだ。グアムで自主トレを行った細川亨捕手と鹿児島県・徳之島で自主トレを行った鶴岡慎也捕手による定位置バトルに山下斐紹捕手が殴り込み。現在、年末年始を過ごした千葉から福岡の西戸崎合宿所に戻り、打撃強化に余念がない。「漠然と(軸足の)左足に体重を乗せていた」意識を「左ヒザ数センチ上」とピンポイントに改善。これによって「ブレのないスイング」獲得を目指す。

　昨季、正捕手・細川は打率.194。日本ハムで.295を打った鶴岡に分があるが、ウエスタン・リーグ77試合で5本塁打を放った山下も打撃では負けていない。定位置獲得へまずはバットでアピールする構えだ。