3月11日の広島戦(京セラドーム)でT-岡田外野手がオープン戦初アーチを放った。1回一死二塁で打席に立つと、広島・野村が投じた初球ストレートを振り抜き右翼席上段へ。推定距離130メートルの特大2ランとなった。打った瞬間、それと分かる豪快な一発に「完ぺきでした。初球からしっかり振って行こうと思っていた。自信になります」とT-岡田。

　同6日のヤクルト戦(京セラドーム)から4試合、安打が出ておらず調子は下降気味だったが、キャンプで熱血指導を受けた長内打撃コーチから「早めにトップを作れ」とアドバイスを受け、すぐさま修正してみせた。続く2打席目にも安打を放ち、マルチ安打をマーク。四番奪取を宣言した。