ランディ・メッセンジャー投手が開幕に向け順調な調整を続けている。3月11日の
DeNA戦(甲子園)に先発し、4回を2安打無失点に抑える完璧な内容だった。「今日は低めのゾーンに投げることを意識したよ。直球はほとんど思ったところに投げられた。変化球も低めにコントロールすることができた」と満足の表情を見せた。
カゼを引きながらのマウンドでも最速153キロの直球に鋭く落ちるフォーク、カットボール、カーブを巧みに投げ分け打ち取る投球はやはり柱になる投手だ。「一番安定した投球を続けている。真っすぐに力がある」と絶賛した中西投手コーチ。能見との開幕投手争いも分からなくなった。