一軍よりひと足早く、25日に開幕戦を迎えたのが佐伯監督率いる二軍だ。といっても、5球団制のウエスタン・リーグで、
中日だけは1カード待ちぼうけ。調整登板の山井が開幕投手を務めたが、残念ながら惜敗発進。が、各選手は監督直伝の気迫をみなぎらせて戦った。最も目立ったのは2年目の
古本武尊外野手だ。「五番・右翼」で先発し、同じく調整登板の
阪神・藤浪からナゴヤ球場のバックスクリーンに突き刺した。
「手応えはありました。藤浪を打てたことはプラスになる」。佐伯監督の熱血指導に応える“開幕弾”に会心の笑み。もちろん目標は一軍定着だ。