台湾の野球殿堂「台湾棒球名人堂」は1月12日、
王貞治ソフトバンク球団会長が殿堂入りしたと発表した。スポーツ記者や球界関係者の50人の投票で41票、82%の支持を得た。「台湾棒球名人堂」は14年1月に設立され、王会長は昨年もノミネートされていたが、得票率63.3%で落選。2度目の今回、13人の候補者の中から文句なしの選出となった。日本では94年に野球殿堂入りしている。
日本での22年間の現役生活で868本塁打の世界記録を樹立、引退後は
巨人、ダイエー・ソフトバンクで指揮を執り、06年第1回WBCでは日本代表を率いて世界一に輝くなど、数々の功績は母国・台湾でも「国民的英雄」と崇められている。